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ジャマイカの振り込め詐欺

先週手入れがあって30人以上が逮捕されてビッグニュースだった。被害者は、主に米在住の退職したアメリカ人。BBC Caribbean

警察官やギャングも含め、12月からこっち40人以上が逮捕されている。

モンティゴベイにはinformation communication technologyICT)というインターナショナルコールセンター(ウィキペディア)があるんだけど、そこの従業員が顧客情報を振り込め詐欺犯に流していた。

電話による勧誘販売で宝くじを買ったアメリカ人の電話番号や住所を詐欺犯に漏らす。で、「2百万米ドルのジャマイカ宝くじに当たった。受け取るにはまず手続きのための手数料を払う必要がある」と電話してお金を送金させた事件。

19歳の女性までもが逮捕されている。逮捕時、お金100万JD(200万円)所持していた。Observer

今年に入ってからモンティゴベイ周辺では30人以上が殺害されているけれど、この詐欺も関連すると見られている。お金の分配を巡ってもめたためらしい。

英語ではLottery scamロッタリー・スカム:宝くじ詐欺。
最新ニュースはこれ。Gleaner 検索窓でlottery scamと打ち込むと関連記事が読める。

例えば、まず1000米ドル。さらに手数料が必要として4千米ドル。FBIエージェントの振りまでして、逮捕を避けるのにさらに5000米ドルといった具合。

送金所で何のためのお金か尋ねられ、警察に届けたほうがいいと勧められて発覚したケースもある。

ジャマイカ宝くじだけでなくカナダ宝くじと称した例もある。送金先もジャマイカとは限らないらしい。
週にお金4千〜1万米ドルの儲けだったらしい。送金を受け取るため子供まで巻き込む例も。

2005年の1月に電話がかかってきた例が載っていたから、少なくとも2年前から始まっている。

被害額は色々だけど、お金2万米ドルとか11万9千米ドル(1ドル120円で1400万円)振り込んだ被害者もいる。ジャマイカに来て証言する必要があるので、なかなか被害者の協力が得られず裁判も進まない。

ジャマイカの法律ではビデオ証言は認められていない。法律改正も叫ばれている。

ギャングもからんでいる。振り込め詐欺に加担している職員に、お金を払え、払わなければ殺すという手紙を送りつけ、払わなくて殺した撃沈という事件も起きている。

去年モンティゴベイのある教区セント・ジェームスは11月の時点で172人が殺人事件で死亡。うち6人は振り込め詐欺がらみと見られている。

ICT地球中に749箇所の支店があって、ジャマイカでは1400人が雇用されているけれど、撤退も考える必要があると話している。

詐欺で得たお金はギャングの銃購入資金にもなっていると見られている。

銃の購入資金はマリファナだけではなくて、最近はハイチとの取引で牛肉までも使われているらしい。牧場から10頭とか30頭とかがいなくなっていた。ハイチまでの船での数時間どうやって肉の鮮度を保つのか不思議がられていた。

ジャマイカニュース/マリファナの大量押収が続いていて、ギャングも資金源の矛先を変えたのかな?この記事以降も大量押収されていた。

ジャマイカニュース/ハイチでは、ジャマイカのマリファナ5ポンドでAK47が3丁買えるらしい
ジャマイカニュース/カテゴリー マリファナ

去年は、モンティゴベイのATMにカードリーダーが据え付けてあって口座からお金が盗まれた話もあった。2005年10月かららしい。Gleaner 2006/10/5
ジャマイカニュース/ジャマイカでも携帯電話殺人
ジャマイカニュース/カテゴリー犯罪


警察庁の白書や統計には色々面白いデータが載っている。

平成18年は、オレオレ詐欺や架空請求詐欺事件などの振り込め詐欺事件は18,538件も起きている。検挙件数は2974件、検挙人員は761人。
http://www.npa.go.jp/sousa/souni2/20070130.pdf

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